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レモンの出荷見合わせについて

本年はレモンの販売を見合わせ、

柚子をメインに出荷いたします

平素より、さくら物産のWebサイトをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

さくら物産では昨年に引き続きレモンの出荷を予定していましたが、

本年は「裏年」にあたり収穫量が激減しているため、たいへん恐縮ですが出荷を見合わせる運びとなりました。

楽しみにしていた皆さまには、心よりお詫びを申し上げます。

一方、自然栽培で育てている柚子は豊作となっておりますので、こちらは順次、出荷を行っております。

どうぞお気軽にお問合せ下さい。

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見学で宮崎の
徳重紅梅園へ

伝統農法で育てる滋養のある梅

さくら物産では11月上旬、後学のため徳重紅梅園(宮崎県都城市)に見学へ行ってきました。

徳重紅梅園は開園から50年以上、栽培期間中に農薬や化学肥料をいっさい使わない農法で梅の栽培を行っていることで知られています。

定期的に開催される博多大丸デパート(福岡市中央区)における催事でも人気を集めておられるため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

自社で育てている鶯宿梅(おうしゅくばい)だけを使用した梅干し梅肉エキス梅シロップなどの加工品を販売されており、全国的に人気を集めています。

さくら物産でも梅を栽培しているので、「学ぶのなら日本一のところで学びたい」と見学に行かせていただきました。

2メートルの棒がスッと入っていく肥沃な畑

徳重紅梅園の社長、徳重俊一郎さんに実際に園地を案内していただきましたが、定植された梅の間隔や誘引方法、剪定のコツなどたいへん参考になりました!

なかでも驚いたのが、開園から自然栽培を行っている畑の肥沃さでした。

今回、畑の土の柔らかさを見ていただくということで、徳重さんが2メートルほどの棒を取り出されて実演して下さいました。

棒を畑の地面に刺していくと、棒がみるみる土中に入っていきます。これにはたいへん驚きました。

徳重紅梅園では、梅の周囲に生えている下草を刈り取って肥料にしているそうで、肥料と言える肥料はそれだけだそうです。

自然栽培を極めれば、下草の肥料だけでもここまでフカフカの土が出来上がるのだと感じました。

実は今回、宮崎から帰ってさくら物産の梅林にて、棒を畑に刺して土の柔らかさを確かめてみました。

すると、徳重さんの畑ほどではないですが、棒が50センチほど入っていきました! これを通して、「自分がやってきたことは間違っていなかった」と強い確信が持てました。

今回の見学で、徳重さんから教えていただいた事を反芻しながら、今後さらに農作業に励んでいきたいと思いました。

徳重さん、本当にありがとうございました!

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茶料山科さまへ納品

福岡 赤坂にあるモダンな日本茶専門店

ご縁あって、日本茶の専門店『茶料山科』(福岡市中央区)さまへ、栗の納品に伺いました。

高級寿司店と見まごう静かな雰囲気の店内では、上質な日本茶に和菓子、メインのデザートが付いた贅沢なセットがいただけます。

カフェやティールームとも異なる洗練された空間で、日本茶とデザートのペアリングを楽しめる同店は、お茶を通じて日本文化の良さを再確認できる素敵なお店だなと感じました。

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うきはの棚田で
稲刈りを行いました

有機栽培米の刈り入れを行いました

10月中旬、ようやく稲刈りが終了しました。

今年は天候の影響で稲刈り時期が2週間ほどずれ込みましたが、多くの方々の助けもあり無事に終了することができました。

今年も、福岡などから友人たちが駆け付けてくれ、うきはの中山間地である新川地区の棚田で、手刈りと機械の両方を使用して稲刈りを行いました。

今回、刈り入れた稲ですが、以前からやりたかった「架け干し」での乾燥にチャレンジしました。

架け干しは昔ながらの乾燥技法で、「はざ架け」「棒干し」など、各地によって色々な呼び名があります。

この架け干しは、木や竹などを組んで棚を作り、そこへ稲穂をかけて天日や風の力を借りて乾燥を行います。

今回は棚田の裏手にある竹林で竹を切り出し、棚を組み上げていきました。初めて作ったにしては、上々の出来だと思います。

架け干しを行うと、昔ながらの景観が戻ってきたような気がして、とても感動しました。

さくら物産が管理する棚田は、道路からも見える位置にあるので、車内から架け干しのある風景を見る方が、少しでも「うきは市は良いところだな」「農村の風景は素晴らしいな」と思っていただければ嬉しく思います。

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稲刈りを行いました

稲刈りが無事に終了しました

うきはの中山間地にある棚田で、稲刈りを行いました。

今季、さくら物産では通常米に加え、古代米(黒米、赤米)の植え付けも行いました。

刈り終えた稲は、昔ながらの乾燥方法である架け干しにしました。

準備はたいへんですが、架け干しを行うと昔ながらの景観が形成されるので、実に良いものです。

また来期も、架け干し作業をやっていこうと思います。

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うきは産の和栗を
茅乃舎さまへ納品

栗の納品で茅乃舎さまへ

さくら物産ではこのたび、旬の食材で作る上質な料理で知られる『御料理 茅乃舎』(福岡県粕屋郡)さまへの農産物出荷がスタートしました。

当園では、「有機農法で育てた農産物を一流のお店で使用していただく」ことを目標の一つとして掲げていましたので、このたびは本当に嬉しく身の引き締まる思いです。

今回、茅乃舎で顧問を務める料理研究家の近藤さんが、ご紹介の労をとって下さいました。近藤さん、本当にありがとうございました。これを機に、よりいっそう農業に力を入れていきたいと思います。

納品にお伺いした茅乃舎さまでは、料理長の西垣さんから、直接、色々なお話を伺うことができました。

茅乃舎さまの建物や客室などの内装や、西垣さんをはじめとするスタッフの方々にお会いして、たいへん緊張しましたが、ありがたい経験をさせていただくことへの感謝の気持ちが沸いてきます。

さくら物産では、今後も西垣さんや近藤さんたちの期待に応えるべく、より良い農産物を育てていきたいと思います!

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茅乃舎さまへ納品

うきはの和栗を納品させていただきました

このたび、『御料理 茅乃舎』(福岡県粕屋郡)にさくら物産の和栗を納品させていただきました。

旬の上質な食材を使ったお料理で知られる茅乃舎さまに、当園の農産物を卸させてただけることはたいへん光栄で、身の引き締まる思いです。

この事が、うきは市における農業従事者の増加や、移住支援に少しでもつながるよう頑張って参ります。

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うきは産の和栗
大粒でおススメです

ごろっとした大粒の和栗が採れました

皆さま、こんにちは☆

さくら物産の所有するうきは市の栗園では、大粒の栗が実を付けてくれました。

当園では、ありがたいご縁で今年から栗園を取得する運びとなり、栽培管理を行っています。

本年は、園地に元から植えられていた栗が、ごろっとした実を付けてくれました。

植わっていた栗は、30年以上も前に定植されたもので、当初はどんな品種の栗か皆目見当がつきませんでした 汗

品種が分からないことには出荷もできないので、さくら物産がお世話になっている久留米市田主丸の植木屋さんに協力を仰ぎました。

栗は品種の見極めが難しいそうで、今回は栗のスペシャリストの方によって、ようやく品種が判明した次第です。

来年からの本出荷へ向け、園地管理を徹底

皆さまは、農作物泥棒のお話を聞いたことがあるでしょうか。

実はうきは市は農産物における窃盗が多く、恥ずかしいお話ですが、さくら物産の栗園でも窃盗被害に遭いました。

貴重な収入源としてアテにしていただけに、今回は本当にショックを受けました。

しかし、すぐに警察に相談に行き、来期は暗視監視カメラやフェンスなどを設置して、しっかりと対策を行っていきます。

栗は秋の時期における大きな収入になりますので、栗の栽培管理を通して、移住者支援につながっていくよう考えていきたいと思います。

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和栗の収穫

うきは産の和栗、採れてます

さくら物産の園地では、見事な和栗が実を付けました。

うきはの山間で育った和栗は大粒ですので、実も剥きやすく加工品にもピッタリです。

もちろん、シンプルに焼き栗にしたり茹で栗しても美味しいです。今年は裏年ですので、あまり収穫量は多くはないのですが、お召し上がりになりたいという方が、ご連絡をお待ちしています。

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うきはの美しい風景

棚田のあぜ道を彩る彼岸花

うきはには好きな景色がたくさんありますが、やはり彼岸花の咲く棚田の風景は味わい深いものがあります。

現在、さくら物産が管理する棚田では、彼岸花が見頃を迎えています。

棚田のあぜ道には、彼岸花の花茎(かけい)がニョキニョキと顔を出してきています。

現在は、まだ七分咲きといったところですが、おそらく気温の上がる今週末あたりに満開になるのではないでしょうか。

棚田の保全が里山の景色を守っていく

ご存知の方も多いかと思いますが、彼岸花は田んぼの「畔」(あぜ)を補強する目的で植えられています。

彼岸花の植え付け時期は7〜8月で、この時期に球根をあぜ道に埋めていきます。

彼岸花は球根が分裂する「分球」(ぶんきゅう)によって増えていきます。大きく育ってきた球根には、「子球」(しきゅう/子どもの球根)と呼ばれる小さな球根ができ、そこから新しく芽吹いていきます。

肥料やりなど人の手を加えなくても立派に育つので、数年経てば目に見えて増えていきます。

棚田の保全だけでなく、里山の美観をつくり出す彼岸花は本当にありがたい植物です。

彼岸花に集まる昆虫たち

彼岸花の咲く時期の棚田には、さまざまな昆虫がみられます。

花の密を吸いに来る蝶や、その蝶を捕食するカマキリやトンボなど、棚田はたくさんの昆虫で賑わいます。

うきはへいらっしゃる際は、彼岸花や収穫前の稲穂などに彩られた美しい里山の風景だけではなく、さまざまな昆虫たちもぜひ観察してみて下さい。

うきはの彼岸花ですが、おそらく9月下旬まで楽しめると思います。ぜひ素敵な秋の気配を感じてみて下さい。