有機栽培米の刈り入れを行いました
10月中旬、ようやく稲刈りが終了しました。
今年は天候の影響で稲刈り時期が2週間ほどずれ込みましたが、多くの方々の助けもあり無事に終了することができました。
今年も、福岡などから友人たちが駆け付けてくれ、うきはの中山間地である新川地区の棚田で、手刈りと機械の両方を使用して稲刈りを行いました。
今回、刈り入れた稲ですが、以前からやりたかった「架け干し」での乾燥にチャレンジしました。
架け干しは昔ながらの乾燥技法で、「はざ架け」「棒干し」など、各地によって色々な呼び名があります。
この架け干しは、木や竹などを組んで棚を作り、そこへ稲穂をかけて天日や風の力を借りて乾燥を行います。
今回は棚田の裏手にある竹林で竹を切り出し、棚を組み上げていきました。初めて作ったにしては、上々の出来だと思います。
架け干しを行うと、昔ながらの景観が戻ってきたような気がして、とても感動しました。
さくら物産が管理する棚田は、道路からも見える位置にあるので、車内から架け干しのある風景を見る方が、少しでも「うきは市は良いところだな」「農村の風景は素晴らしいな」と思っていただければ嬉しく思います。