収穫のお礼と、来シーズンの収穫を願って
皆さま、おはようございます。年の瀬が近づいてきましたね。
今年は暖冬と言われていますが、日中、うきは市の中山間地でも寒さが緩んでいます。(おかげさまで農作業は捗っています)
今年はキウイが豊作で、レストランを始め市場にも出荷を行いました。出荷作業が落ち着いた先日、今シーズンのお礼を込めて「お礼肥」をしました。
お礼肥とは、「収穫や花の開花」に感謝して行う追肥のことです。
今回、行った追肥ですが、いま話題の有機農業資材である「フルボ酸」を使用しました。
有機農業を行っている方はご存知の方も多いかと思いますが、フルボ酸を畑に散布すると、「キレート効果」(ミネラルが作物に利用しやすい形で供給される作用)により根系が健全化し、肥料成分の吸収効率が高まっていきます。
フルボ酸農業資材は、品質の向上や収量アップ、作物に含まれるビタミンCの増加や硝酸イオンの減少など、良いこと尽くしです。
他にも、連作障害や根こぶ病などの減少などが期待でき、作物自体の免疫力も高まっていくので、病害虫を防ぐための手間やコストの削減も見込めます。
フルボ酸は、まさに有機農業のための資材だと感じます。
レモンの豊作を願って
本年はレモンが裏年で、収穫量が激減していたため出荷を見合わせていました。
現在、さくら物産では来シーズンに向けて施肥作業を行っています。レモンは柑橘類の中でも、特に「肥料食い」と言われていますので、しっかりと作業を行いたいと思います。
本年は、レストランやカフェの皆さまから配達の依頼があったにも関わらず、満足な対応ができませんでしたので、来シーズンは万全を期すべく頑張っていきます。
さくら物産のレモン畑でも、しっかりとフルボ酸の散布を行いました。土壌のミネラルを少しづつ増やし、旨味のあるレモンを育てていきたいと思います。